加計疑惑を解明する野党合同ヒアリングが6月29日、国会内で開かれた。加計孝太郎理事長が19日の会見で安倍氏との面会を否定し、愛媛県への報告が虚偽だったと認めながら、政府が私学助成への対応を変えないことへの批判が相次いだ。福島瑞穂参院議員(社民)は「総理から号令がかかってるのでは」といぶかしんだ。
福島氏(テーブル右端)ら出席者(2018.6.29筆者撮影)
県の文書には、2015年2月25日に安倍首相と加計理事長が面談したことが記されているが、今年5月、同学園の渡辺良人事務局長が「実際にはなかった」と県に謝罪している。私立大学等経営費補助金取扱要領は補助金の減額や不交付の条件を定めており、「偽りその他不正の手段により当該補助金を受けたもの」などを挙げている。
出席した川内博史衆院議員(立憲)は、「自治体に対しうそをつく学園の管理・運営は適切か」と私学助成の対象として資質に疑問を投げ掛けた。文科省の丸山洋司高等教育局私学部私学助成課長は「学校法人に対しては各事例集に照らし、個別に把握していく」と答えた。
川内氏が「うその文書を加計学園は提出している。適正と断言できない」と追及すると、丸山氏は「加計学園から説明を受けたのは県と市のみ。国としては対応を注視していきたい」と逃げた。
福島氏はこの問題への回答が22日の同ヒアリングで宿題になっていたことに触れ、「そんな複雑怪奇な話ではなく、非常に単純なこと。内閣府が握りつぶしていると思わざるを得ない」と迫った。
杉尾秀哉参院議員(立憲)は「加計さんの説明が仮に真実なら、文科省や安倍総理は怒らなければならない。行政がねじ曲げられたのだから。ところが、怒りは全くない。藤原(豊)審議官もそうだが、おかしい。身内をかばっているとしか思えない」と重ねた。
内閣府地方創生推進事務局の塩見英之参事官は、「あくまで県と市のやり取り」と突き放した。
森裕子参院議員(自由)は「ずるをやって認可を受けた。どうなってるんだと言わなければ」と反論。2015年2月25日の面談とともに同年4月2日の内閣府と県、今治市、加計学園との首相官邸での面談記録が数カ月たっても提出されていないことを指弾した。
福島氏は「総理がバックにいると思われなかったら、お金は出さないはず。会っていたら政治の私物化で大問題だが、会ってなくて加計学園側がうそついて設置認可を受けたなら『不正の手段により補助金の交付を受けた』そのもの。『本件は、首相案件』で、会ったと考えた方が展開が一致する。1つの物語が完結する」と看破した。
煮え切らない回答に終始した会合が終わると、福島氏は「総理から号令がかかってるのでは」といぶかしんだ。
福島氏(テーブル右端)ら出席者(2018.6.29筆者撮影)
県の文書には、2015年2月25日に安倍首相と加計理事長が面談したことが記されているが、今年5月、同学園の渡辺良人事務局長が「実際にはなかった」と県に謝罪している。私立大学等経営費補助金取扱要領は補助金の減額や不交付の条件を定めており、「偽りその他不正の手段により当該補助金を受けたもの」などを挙げている。
出席した川内博史衆院議員(立憲)は、「自治体に対しうそをつく学園の管理・運営は適切か」と私学助成の対象として資質に疑問を投げ掛けた。文科省の丸山洋司高等教育局私学部私学助成課長は「学校法人に対しては各事例集に照らし、個別に把握していく」と答えた。
川内氏が「うその文書を加計学園は提出している。適正と断言できない」と追及すると、丸山氏は「加計学園から説明を受けたのは県と市のみ。国としては対応を注視していきたい」と逃げた。
福島氏はこの問題への回答が22日の同ヒアリングで宿題になっていたことに触れ、「そんな複雑怪奇な話ではなく、非常に単純なこと。内閣府が握りつぶしていると思わざるを得ない」と迫った。
杉尾秀哉参院議員(立憲)は「加計さんの説明が仮に真実なら、文科省や安倍総理は怒らなければならない。行政がねじ曲げられたのだから。ところが、怒りは全くない。藤原(豊)審議官もそうだが、おかしい。身内をかばっているとしか思えない」と重ねた。
内閣府地方創生推進事務局の塩見英之参事官は、「あくまで県と市のやり取り」と突き放した。
森裕子参院議員(自由)は「ずるをやって認可を受けた。どうなってるんだと言わなければ」と反論。2015年2月25日の面談とともに同年4月2日の内閣府と県、今治市、加計学園との首相官邸での面談記録が数カ月たっても提出されていないことを指弾した。
福島氏は「総理がバックにいると思われなかったら、お金は出さないはず。会っていたら政治の私物化で大問題だが、会ってなくて加計学園側がうそついて設置認可を受けたなら『不正の手段により補助金の交付を受けた』そのもの。『本件は、首相案件』で、会ったと考えた方が展開が一致する。1つの物語が完結する」と看破した。
煮え切らない回答に終始した会合が終わると、福島氏は「総理から号令がかかってるのでは」といぶかしんだ。











